美しい那須高原での生活は、それまでの超都会生活とは真逆の生活でした。

夜中の2時ごろから鶏が鳴き始め、
ピカピカに輝くお月様の光や星の輝きが明るくて自然の光で生活する事を初めて体験しました。

自然の水で、薪を燃やしたあたたかな火を使っての全くの新しい自然生活は優しく、時に厳しく私を包んでくれました。

動物は、人をよく見て行動します。
私が留守番の時は、山羊は小屋から逃げ出してブルーベリーを全部食べてしまいます。
畑のお刺身といわれている栗は、落下直後が一番美味しいので、山羊よりも早起きして栗拾いをしなくてはいけません。
七輪で魚を焼き、焼き上がってお皿に乗せてちょっと油断すると、猫に魚を持っていかれる日々。
お魚咥えた家猫〜♪って唄いながら大笑いの日々でした。

大きな、大きなワンちゃんとは、アルプスの少女ハイジの様な生活を楽しみました。

鶏も烏骨鶏も毎日美味しい卵を産んでくれました。
鶏小屋の掃除も良い体験でした。

ペーパードライバーの私でしたが、軽トラやジープの運転も出来る様になりました。

お出かけ服にヒールのパンプス、
ブランドのバック、ジェルネイルにエクステ睫毛、
メッシュを入れたヘアカラーの巻き髪は、
農作業着にエプロン、長靴、スッピンの顔に、髪はポニーテール、爪は短い自爪。

人って、変われるんだなぁ〜とつくづく実感する日々を楽しみました。